投資比較:第2回 FXとつみたてNISAのメリットとデメリット

FX【リテラシー向上編】
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株式が投資の一番人気であることは前回の投資比較でお伝えしましたが、株式といってもいろいろな選択肢があり、投資初心者はインデックスが一番おすすめです。これなら「つみたてNISA」で簡単に始められます。今回は、FXとつみたてNISAのメリット・デメリットをご紹介していきますので、始めるかどうか悩んでいる場合はぜひ参考にしてください。

投資優先順位 つみたてNISA → FX

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メリット

つみたてNISA

ちなみに「一般NISA」と「つみたてNISA」では内容がかなり異なります。どちらか一方しか口座開設できないので悩む人も多いですが、投資初心者はつみたてNISAの方が無難です。理由は「長く非課税で積立ができる」からです。

投資の基本は何度もお伝えしているように、「長期」「積立」「複利効果」です。つみたてNISAだと株式に投資しながら、投資初心者でも簡単にこれを実践できます。おそらくもっとも簡単で、もっともリスクの低い投資方法になるでしょう(もちろんリスクやリターンは金融商品によって異なります)。

私はiDeCoは「SBI証券」を利用していますが、つみたてNISAは「楽天証券」を利用しています。メインバンクを楽天銀行にしているのであれば、絶対におすすめです。マネーブリッジで楽天証券と楽天銀行を繋げると、楽天ポイントが付与されたりするだけでなく、楽天銀行の利息が0.1%になります。投資資金とは別に安全資金として預貯金は必要ですが、金利が0.002%とか異常に低いので、ここは楽天のサービスを有効利用すべきです。つみたてNISAの金融商品も充実しています。

楽天証券 つみたてNISA



投資の重要な要素に「分散投資」がありますが、つみたてNISAの金融商品はファンドで組み上がっており、すでに様々な国の株式インデックスに分散されています(詳細は実際のファンドを確認してみてください)。至れり尽くせりなうえに、運用益についても「年間40万円までの積立、20年間は非課税」ということで800万円分の枠が非課税枠として用意されています。投資を始めるのであれば、利用しないという選択肢はまずないでしょう。

FX

つみたてNISAに対してのFX(外国為替証拠金取引)のメリットはどこにあるのでしょうか?

重要なポイントは「リターン」です。投資信託の年利平均が4%、株式でも年利平均5%ほどですから、1年間という短い期間で比べたときにはFXとはかなりの差があります私の2020年のFXの利回りが34%ほどです。2021年はまだ一度も新規エントリーしていませんが、それでも利回り10%になっています

DMMFX 2021/3/4 含み益



ファンドマネジャーが運用してくれるわけではなく、完全に自分のトレード力によって成果は変わってきますが、ハイリターンを狙うのであれば圧倒的にFXです。これは天地の差があります。だからこそ短期で売買していっても資産を増やしていくことができます。

後は下落相場への対応力です。株式が暴落したら、つみたてNISAといえども元本割れのリスクがあります。FXは上昇トレンドなら買い、下落トレンドに転換したら売りで利益を出せるので、どういう局面でも利益は出せるというのが強みです。

デメリット

つみたてNISA

つみたてNISAに大きなデメリットはないと思います。株価が暴落しても20年の積立ということを考えると、株価は回復していくから大きな問題にならないからです。これが長期のメリットですね。ただし現状は株価が高止まりの状態で、今後金融引き締めに動いていくと株価は下落していくので、今から始めるとしばらくは運用益がマイナスになるかもしれません。メンタルが弱いとここで積立を諦めてしまい、本当に損失が出て終わってしまいます

20年は売却しないという強いスタンスが重要です。あくまでも利益が出るのは20年後だと考えましょう。5年で資産を大幅に増やしていきたいとか考えるのであれば、つみたてNISAはまったくそのニーズを満たさないでしょう。そもそも年間40万円、月に33,333円が積立限度額です。リターンが期待できる株式であったとしても、5年くらいじゃ満足のいく結果にはなりません。

あくまでも長期にしか利用できない投資方法だという点が、メリットでありデメリットです。国で厳選された金融商品しかないので、リスクは低いものの、リターンも低いという点は理解しておいた方がいいでしょう。その点、一般NISAの方が金融商品は豊富です。

FX

やはり「ハイリスク」な点がFXの最大のデメリットです。全体の2割ほどのトレーダーしか年間で利益を出せない世界ですから、ほとんどが途中で脱落していきます。長期運用にも不向きなので、なかなか手堅くというのは難しいです。

私はここ4年間、年間収支でマイナスになったことがありませんが、あくまでも独自に養ってきた感覚でトレードしているので、これを「バルサラの破産確率表」に当てはめたら確認するまでもなく100%破産となります。FXはハイリターンを狙える反面、元本をすべて失うリスクも高いので、FX初心者はいろいろ勉強し、リスク量なども検討して始めるべきです。

「この方法ならFXに絶対に勝つ」とか、「このEAを使うとこんなに利益が出る」とか、こういった誇大広告はすべて嘘だと割り切った方がいいです。FXの世界ではそんなものは存在しないです。

まとめ

余剰金があれば、半分は預貯金として安全資金に回し、残りをつみたてNISAとiDeCoに回し、さらに残った分でFXをするのが一番いいでしょう。


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