2021年3月の1週目が終わりました。ドル円が一気に急上昇!含み益が今年の目標年利を達成。しかも2021年、一度決済注文で50pipsほど損切りしていますが、新規注文は一切していません。要するに何も取引をしていない状態ですが、含み益が2407.2pipsになっています。プラススワップも22,000円突破。その要因と利益確定のタイミングについてお伝えしていきます。
FXは長期売買の取引をした方が利益を出しやすい!
8ヶ月以上我慢の日々、FXに勝つためには我慢が大切!
8ヶ月ぶりの1ドル108円突破
このサイトでは何度もお伝えしてきたように、ドルはいずれ上がるので、それを辛抱して待てるかどうかが最大のポイントです。同じ境遇だった方がいたらこの8ヶ月間の苦心の日々は理解し合えると思いますが、まあ厳しかったですね。1ドル102円台まで下落しましたし、1ドル90円まで下げるというアナリストの予想もかなり目にしました。メンタルでやられたらFXは負けますね。良く耐えた!
「ニュースやアナリストの言葉を真に受けない」というのは、FXの世界では基本です。情報は大事ですがほどほどに。みんなが同じ事を言うようになったら逆の現象が起きます。
ずっと言い続けてきたように1ドル112円までは上昇するという自分の予想を信じて、我慢し続けました。結果として2021年3月6日時点で、2000pips以上の含み益となっています。このスワップポイントが我慢してきた証ですね。1日5円とか6円とかのスワップポイントを積み上げての1Lotで1,900円の利息です。これは普通に8ヶ月かかっています。
スワップポイントは為替損益で簡単に吹き飛ぶ
改めて感じるのは、この金利の低い時代の中で、プラススワップは銀行の預金の金利の10倍はあるということです。よくて0.2%が預金金利なので、スワップポイントは2.0%の利息は超えています。ただし、それはお得だと思いますが、8ヶ月の苦労が簡単に1日でひっくり返るという現実も忘れてはいけないでしょう。
預金金利の10倍 → プラススワップ
プラススワップの10倍 → 為替差益
となっています。この金利差だとスワップポイントは簡単に吹き飛ぶということです。明らかにリスクの方が高いです。
いつ利益確定するのか?
含み益はあくまでも含み益
ドルが下落すれば、含み益もまた減ります。ですからポジションを決済しない限り、利益は確定しません。一般的に利確と損切りは目標とするリスクリワードレシオ(損益の割合)で決めます。損切りラインの2倍の利幅で利確すれば、リスクリワードレシオは2.0となり、勝率50%であっても収支はプラスになります。リスクリワードレシオは2.0~3.0が理想とされていますね。
ただし、今回のドル買いについては、1ドル112円という明確な目標を掲げているので、またしばらく放置の状態が続きます。懸念材料はこの予想外の急激なドル上昇と、2020年3月に急騰・急落を繰り返した過去がある点です。ただしあの頃とはかなり状況が違いますし、コロナ禍も収まってきていますので、急落はそこまで心配はしていないです。
とりあえずアメリカの長期金利上昇に対し、FRBが懸念を示していないという追い風があることと、ECBは逆にイールドカーブコントロールに言及してユーロ安に転じているという2重の追い風が吹いていることが安心材料です。2月の雇用統計もプラス20万の事前予想に対し、プラス37.9万とポジティブサプライズ。インフレ上昇と共に利上げの時期が確実に近づいているのが実感できる状態で、より一層のドル高が期待できるようになってきました。1ドル108円が通常のラインだと考えると、ここからがようやくドル高と呼べるのではないでしょうか。そうなると利確の時期も近いかもしれません。
FX初心者はとにかく長期売買をすべき
私の持論ですが、FX初心者はとにかく短期売買はやめるべきです。短期で勝った負けたを繰り返しているとトータルで負けます。1年とかのスパンで考えて取引すべきです。その方が私の勝率ははるかに高まっています。
投資本来の意味を考えると、5年や10年のスパンで考えるべきなんでしょうが、FXはそこまで長い投資には向いていません。金利が高いのでしたらスワップトレードも有効ですが、世界中がここまで金融緩和している時代にはマッチしていないでしょう。
長期だと損切り、利確の幅を広く取れますし、予想もある程度しやすくなるのでおすすめです。ただし損切りしないとかなりメンタル面が厳しい状態に落ち込むので、そこはしっかり決めておいた方がいいです。私も1ドル100円にすべてのポジションの逆指値を入れていました。
まとめ
FXでなかなか利益が出せない人や、毎月の目標に振り回されている人は、トレードスタイルを見直してみるのもいいのではないでしょうか。
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