FX初心者入門:トレンドに乗るためにはどうすればいいのか!?

FX【リテラシー向上編】
ご興味のある方はこちらから公式サイトへ
ご興味のある方はこちらから公式サイトへ
ご興味のある方はこちらから公式サイトへ
LINEFX_通常

トレンドとは

相場は収束と拡大を定期的に繰り返しています。相場のボラティリティ(変動率)が低い場合は「もみ合い」(レンジ相場やボックス相場とも呼びます)の状態で一定の為替レートを軸にして上下を繰り返します。一方でボラティリティが高い状態は「強いトレンド」が発生している状態です。大勢が買うために為替レートが急上昇したり、大勢が売るために急落するような変動をしますトレンドが発生しているときはハイリターンを狙えるチャンスです

トレンドが発生する要因は様々で、強烈なところを例にすると2016年のイギリスのエグジットに関する国民投票結果、アメリカ大統領選挙でのトランプ氏の当選など、ファンダメンタルズ要素が絡んでくるケースが多いです。ただし相場は市場心理を反映しますので、大きなファンダメンタルズ要素がなくてもストップロスを巻き込んで強いトレンドを発生させることもあります。このチャンスを逃さずにエントリーできれば為替で利益を出すことはとても簡単なことです

トレンドの見極め方

トレンド系のテクニカル指標①:ローソク足チャート

トレンドの発生を知る方法として有名なのは、水平線のサポートラインとレジスタンスラインのブレイクです。上値を抑えていたレジスタンスラインをブレイクすると上昇トレンドとなり、これまでのレジスタンスラインが下値を支えるサポートラインとなります。下値を抑えていたサポートラインをブレイクすると下落トレンド発生で、こうなるとこれまでのサポートラインがレジスタンスラインとなるわけです。「レジスタンス・サポートのブレイク」はトレンド発生を見極める重要なポイントです。

ただし時間足によってはダマしが発生することもあるので注意が必要になります。「ブレイクした!」と思ったら反発してまた戻るといったパターンです。短い期間の時間足はダマしが起こりやすく、長い期間の時間足はダマしが起こりにくいという特徴があります。しかし、トレンドにタイムリーに乗るためには短い時間足も確認しておかなければなりません。長い時間足だとトレンドに気づいたときはすでに終了していることもあります。

トレンド系のテクニカル指標②:移動平均線による転換期の見極め

実際のところ「トレンドに乗る」ということは言葉にするのは簡単ですが、実践するのは難しいです。だいたいは後からトレンドだったことに気づくからです。トレンドに乗るためには、ダマしかもしれませんが、勇気を持ってエントリーする必要もあるでしょう。

インジケーターの中の「移動平均線」を利用するとトレンドの転換期を探りやすくなります。この場合、SMA(単純移動平均線)でもEMA(指数平滑移動平均線)でもどちらでも構いません。短期線(期間15前後)、中期線(期間50前後)で分析します。
上昇トレンド → 中期線が上向きで、短期線が下から中期線を上抜けする
下落トレンド → 中期線が下向きで、短期線が上から中期線を下抜けする
それぞれ「ゴールデンクロス」「デッドクロス」と呼ばれる有名なシグナルです。

トレンド系のテクニカル指標③:MACDの利用方法

サブチャートに表示される「MACD」ですが、こちらもEMA2本を利用したテクニカル指標です。基本設定はシグナル(9)、短期EMA(12)、中期EMA(26)です。サブチャートには短期EMAと中期EMAの差であるMACDと、MACDの平均線となるシグナルが表示されます。

上昇トレンド → MACDが0より下でシグナルを下から上抜け
下落トレンド → MACDが0より上でシグナルを上から下抜け
こちらもゴールデンクロスやデッドクロスと同じ要領です。

後付けでトレンドを説明するのは簡単、実践は難しい

過去のチャートを見せて、「ここがトレンドの発生です」と、いろいろな理由をこじつけて説明するのは簡単です。重要なのはそれが起きたときにリアルタイムでそのトレンドに乗れているのかということでしょう。それができてこそ本物の一流トレーダーです。トレンドに乗るには勇気が必要です。ダマしだったら潔く損切りするつもりで臨まないとトレンドには乗れません。為替初心者にとっては、それだったらむしろトレンドが弱くなって転換するタイミングを探る方が易しいかもしれません

トレンドに乗るのが難しいのなら転換期を探り逆張りする

コメント

タイトルとURLをコピーしました