FXは国内FXと海外FXのどちらがいいのか?勝つためにはメリットとデメリットを確認しよう!

FX【リテラシー向上編】
ご興味のある方はこちらから公式サイトへ
ご興味のある方はこちらから公式サイトへ
ご興味のある方はこちらから公式サイトへ
LINEFX_通常

海外FXブローカーのメリット・デメリットを検証

超ハイレバレッジ

DONA
DONA

海外FXブローカーはレバレッジ500倍とか効かせることができるって本当?

TOMO
TOMO

それは本当だね。理由は金融庁の管理下にないからだよ

国内FXブローカーもひと昔前は50倍や100倍といったレバレッジを効かせることができました。しかし「投資家保護」の観点から2020年6月時点では、「最大レバレッジ25倍」に制限されています。欧州も同じように規制が厳しくなっており、海外FXブローカーは日本人トレーダー向けに、オフショア市場に別会社を設立し対応しています。

500倍のレバレッジだと確かに利益も500倍ですが、損失も同じです。わずかな資金で取り引きし、勝てば大きな利益、負けても元本を失うだけという「ギャンブルトレード」に利用されたりしますが、これはもう投資ではなく、単なるギャンブルです。投資にリスクはつきものですが、安定した資産運用にはほど遠いです。超ハイレバレッジが単純にメリットとはいえないでしょう。

入金方法が豊富

DONA
DONA

海外FXブローカーだとクレジットカードで入金できるんだよね。ポイントも付くしお得だね

TOMO
TOMO

入金はできるけど、いろいろ制限があるんだ。アンチマネーロンダリング(AML)対策で、クレジットカードの現金化は原則できないよ。

海外FXブローカーは銀行送金の他にもクレジットカードやオンライン決済サーービスを利用した入金が可能です。ただし、クレジットカードで入金した分は、必ずクレジットカードでの出金になること。入金額以上の利益分はクレジットカードでは出金できないこと。クレジットカードでの出金は、あくまでもキャンセル扱い(返金)なのでポイントは取り消しになりますし、審査があって着金に時間がかかります

また、入金はできても出金には対応していない方法や、突然メンテナンス中になって以後、その入出金方法が利用できなくなることも頻繁にあります。困ったら海外銀行送金になるのですが、手数料が高いうえに着金まで時間がかかりますので注意が必要です。入金方法が豊富という点もあまりメリットとはいえないでしょう

破格のボーナス

海外FXブローカーで人気のあるのは「ボーナス」が充実していること。新規口座開設だけで2,000円や入金額100%キャッシュバック、取引量に応じたボーナスなど様々です。FXブローカーごとで大きく異なるのでよく確認が必要になります。特にルールは複雑で、基本的には残高とクレジットに分けられ、ボーナスは出金できません。また残高から出金するとボーナスが消滅するといったルールや、含み損はボーナスよりも残高から先に減っていく仕組みになっています。

ボーナスはギャンブルトレードをする分には有効活用できますが、長期で運用するような投資方法には特に適していません。しかもボーナスはトレーダーの手数料で負担しているので、海外FXブローカーのスプレッドは、国内FXよりもかなり広くなっているのです。

透明性の高いノーディリンググデスク(NDD)方式

国内FXブローカーはディーリングデスク(DD)方式で、注文を吞んだりするのでFXブローカーとトレーダーは利益相反の関係にあり、海外FXブローカーはノーディリンググデスク(NDD)方式で透明性が高く、その環境のためスプレッドが広いといわれています。これについては正直どこまで信憑性があるのかわかりません。NDD方式と公表していても、明らかにDD方式だろうという海外為替ブローカーはありますし、DD方式だからといって国内FXブローカーが不正なリクオートや約定拒否、ストップ狩りといったことをやっているとは考えにくいです。そんなFXブローカーであればすぐに噂が広がり、誰も利用しなくなります。今日の国内の過酷なサービス競争の中で悪質なFXブローカーは生き残れないです。

ちなみにNDD方式のECN(Electronic Communications Network)ですが、ゼロスプレッドをうたってはいますが、スプレッドが0に限りなく近くても(変動制なのであくまでも平均スプレッド)、別途手数料がかかるので、コストは国内FXの方が確実に抑えることができます。ECNと表示していながら、手数料がかからない、スプレッドだけ狭いというのは蓋を開けてみるとDD方式の可能性が高いでしょう。

分別管理で安心なのか?

国内FXブローカーは金融庁の規制で「信託保全」が義務づけられています。FXブローカーが何らかの事情で破綻しても、預けている証拠金はすべて守られ、返金される仕組みです。一方で海外FXブローカーは「分別管理」が一般的です。これはトレーダーの資金を不正に横領しないという監視者がいるということであって、証拠金が補償されるわけではありません。信託保全はコストがかかるので、規制されていない海外FXブローカーは採用していないのです。分別管理=信託保全のような表記や、オフショア市場の会社なのに欧州のライセンスを強調して安全だと表記しているのも、注意が必要でしょう。日本人トレーダーは対象外というケースが往々にしてあるのでよく確認しなければなりません。その点、国内FXブローカーの安全性が高いことは間違いありません

ゼロカットシステムは重要なのか?

証拠金がマイナスになった場合、「ゼロカットシステム」を採用しているFXブローカーはマイナス分をブローカーで負担してくれるため、借金返済の追証が発生せず、証拠金はリセットされますこの仕組みは金融庁の規制により国内FXブローカーにはありません。「ゼロカットシステムがあるから安心」という声も聞かれますが、そもそも証拠金維持率が低下すれば海外FXブローカーでもマージンコールが発生しますし、マイナスになる前に強制ロスカットになります。証拠金がマイナスになるのは、スイスフランショックのような急変が起こるか、限界の超ハイレバレッジで取り引きして一瞬で証拠金以上の額が吹き飛ぶかどちらかでしょう。ゼロカットシステムがあるにこしたことはないのでしょうが、強制ロスカットまで含み損が出ている時点で投資は失敗です。

ここまでのところ、

ギャンブルトレードする以外に海外FXブローカーを利用するメリットは特にない

コメント

タイトルとURLをコピーしました