FXはネガティブな人が勝つのか?ポジティブな人が勝つのか?

FX【リテラシー向上編】
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世の中にはリスクを省みない(リスク選好型)傾向の強い前向きな人と、リスクのことを先に考えてしまって消極的なチャレンジになりがちな人(リスク回避型)がいます。まあ一般的「ポジティブ思考」、「ネガティブ思考」という分け方になり、ポジティブ思考な人の方が特をするイメージが強いですが、はたして「FX」ではどちらが有利なのでしょうか?

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ネガティブ思考

デメリット

ネガティブ思考の人は最悪の状況を想定しがちです。ですからチャレンジする前から諦めてしまう傾向があります。「失敗は成功のもと」といいますから、失敗することは恥でもなければ損することでもないです。そこから多くのことを学び、より大きな成功に結びつけていけばいい話なのですが、そもそもネガティブなのでそういう前向きな考えができません。

「自分には無理」、「自分には才能がない」という思い込みが強いのが原因でしょう。そのため心の中で自然とブレーキをかけてしまい、実力を発揮できずに終わることや、予想通りの良くない結果に終わりがちです。そんな自分自身を変えたくても、どうすれば変えられるのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

メリット

ネガティブ思考にメリットなんてあるのか?と思いがちですが、メチャメチャあります。そもそも我々の遠い祖先たちはネガティブ思考だからこそ過酷な生存競争の中を生き抜いてこられたのです常に危険をイメージすることで回避することができます。小さな哺乳類など恐竜の餌に過ぎません。臆病だから脈々とそのDNAをつなぎ、最終的にここまで人類は繁栄できたわけです。「ネガティブ思考=悪」のような受け止められ方をしますが、まったくそんなことはないわけです。現に成功した経営者はネガティブ思考の人が多いですし、お笑い芸人もネガティブ思考が多いようです。最悪の状況を想定できるからこそ、そうならないための事前準備や対応策ができるのです

ポジティブ思考

メリット

ポジティブ思考といえばメリットしかないというイメージが強いのではないでしょうか。勇気を持ってチャレンジできる人です。新しい未知の領域にも恐れずに足を踏み込み、開拓することができます。過去にとらわれず、次の成功に向けてどんどん行動できる人です。その姿、言動はいつも自信に満ちあふれています。そのため人が集まりますし、良い影響を周囲にも与えることができます。自然とリーダーシップをとる役割を任されやすいわけです。

デメリット

ポジティブ思考の人にデメリットなどあるのか?と思いがちですが、あります。単純に「死亡率が高い」のです。前向きだからこそ自分の身体や健康に対しても「なんとかなる」と考えがちなのでしょう。リスクの高い食生活になりがちで、カリフォルニア大学の研究結果によると短命だと分析されています

為替はネガティブ思考の人がトータルで勝つ

ということで私なりの結論ですが、FXでは、一発勝負の大勝ということになったらポジティブ思考の人が勝つかもしれませんが、トータルで考えていったときには、リスクをしっかり想定して自己管理、資金管理しながらトレードできるネガティブ思考の人が勝つのではないでしょうか。つまりネガティブ思考であることは、FXをする上でデメリットではないということです。FXで勝つためにはネガティブ思考は不可欠だとすら言えます。「ネガティブ思考だから為替に勝てない」というのはむしろ逆のような気がします。

ちなみにブラジルの社会学者であるマルシャル・ロサダ氏の提唱した説「ロサダの法則」では、「ポジティブ:ネガティブ=3:1」という割合が、人生で最も高い幸福感と充実感を味わえる過ごし方だそうです。やはり、ある程度バランスが重要だということですね。はたしてFXの法則だと何:何が理想的なのでしょうか?ちなみに私は5:4ぐらいです。

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まとめ

投資の世界で「リスクマネジメント」は勝つための重要な要素です。「勝ちすぎて調子に乗ってポジションを増やす」、「負けすぎて開き直ってポジションを増やす」ともに勝つための負け向きな取り引きにも思えますが、実態は破滅への道を進んでいます。許容できるリスクを見つめながら、FXで大切な資産を少しずつ増やしていってください。

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