鬼滅の刃・独自見解 第2回 「上弦の伍・玉壺はなぜこんなに弱かったのか??」

鬼滅の刃の道
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日本中はおろか、世界中でフィーバーしている「鬼滅の刃」(著・吾峠呼世晴)。映画「無限列車編」は興業収入250億円を突破し、もはや日本の人口の10%以上が観ている計算になります。

アニメのセカンドシーズンも待ち遠しいですが、今回はセカンドシーズンに登場するであろう「上弦の伍・玉壺」にスポットライトを当てて、その謎について考えていきたいと思います。
※ネタバレを含んでいます

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霞柱ひとりに敗れる

玉壺の戦い

今まで誰も見つけることのできなかった刀鍛治の里を発見したのは、間違いなく玉壺の功績です。どうやって見つけたのかは不明ですが、探索能力は上弦の鬼の中でもかなり高いことがうかがえます。

しかし、驚くほどに弱い。いや、きっと強いんだろうけど、結局、霞柱の時透無一郎ひとりに敗れています。しかも他に鬼滅隊の隊士が援護しているわけではなく、タイマンで負けているのです。これは上弦の鬼の中では飛び抜けて結果をだせていません(新しく補充された上弦の鬼は別)。

上弦の陸である妓夫太郎(&堕姫)は、音柱の宇髄天元と炭治郎と善逸と伊之助が協力してようやく勝てたほどの強さだったのに、いくら痣が発生した無一郎とはいえ、簡単に負けすぎですよね。

もちろん無一郎も生死をさまようほどの危機を迎えて、里の人のヘルプで復活しているので、単独で勝てたというわけではないのですが、それでもあっけなさすぎですよね。

妓夫太郎(&堕姫)と血戦があったら?

上弦の鬼は血戦による入れ替えがありますが、玉壺と妓夫太郎(&堕姫)が戦ったら、どうなるのでしょうか?

スピードは玉壺はかなりあるという設定です。壺から壺にワープしますし、脱皮するという技もあり、その後の攻撃を受けると鮮魚になってしまうという血鬼術を持っています。

スピードで負ける妓夫太郎(&堕姫)は、鮮魚になってしまうのでしょうか?鬼も鮮魚になるのか?身体も硬いようなので、妓夫太郎(&堕姫)の攻撃は効かないのかもしれません。まあ、戦う相手との相性もあるのでしょう。無一郎だから勝てたということも考えられます。

なぜ玉壺のエピソードはないのか?

鬼には鬼になった悲しい過去がある

鬼滅の刃がここまでヒットした理由は、鬼にも感情移入できる面があるということです。そしてそんな鬼に対し、憎しみだけで戦っているわけでない炭治郎に感銘を受けるのです。鬼の過去のエピソードがかなりインパクトがあり、これまで嫌われキャラだったのが一転して人気者になったりします。上弦の参である猗窩座は、まさにその典型です。

基本的に上弦の鬼はそういったエピソードがあるのですが、なんと玉壺にはまったくありません。設定上は漁村の生れで、魚を切ったりくっつけたりと残酷な遊び(芸術活動だったのかも)をしていたようですが、ストーリー上では一切語られていません。同情の余地無しという嫌われキャラなのです。弱い上にまったく共感もできない・・・ 常人には理解できないサディストなのかもしれません。とにかく特殊な存在なのが、玉壺です。

なぜ魚?

芸術の道を突き詰めている玉壺なのですが、魚や海の生物へのこだわりが強いのも特徴です。血鬼術のほとんどがそれです。鬼になる前に魚に触れる機会が多かったからだろうと推測されますが、実は無一郎も海に関する技で対応しています。

それが霞の呼吸 伍の型「霞雲の海」です。最終的に倒した技は漆の型「朧」ですが、タコをみじん切りにするときに使っています。なんか微妙に伏線がありそうな感じですよね。

もしかすると玉壺は三重県四日市の霞ヶ浦の漁村出身なのかもしれません。それか、作者が霞埠頭で釣をするのが好きなのかどちらかかも。この戦いだけ妙に違和感があるんですよね。釣を我慢している中でストレス溜まって描いていたのかも?

ちなみに玉壺が作成した壺は高値で取引されていて、無惨にとって重要な資金源だった?という説もあります。それぞれ上弦の鬼にも役割があるのでしょうが、玉壺っていまいち何だったんだろう?という印象なんですよね。

まとめ

セカンドシーズンでは、途中から人気の善逸と伊之助が登場しないのではという不安要素があります。玉壺の戦闘シーンを脚色して、善逸と伊之助を登場させる余地はあるのかもしれませんし、そうすることで玉壺の謎も解けるかもしれません。まあ、原作に忠実なアニメなので、さすがにそれはないとは思いますが。どう描かれるのか、ちょっと楽しみです。

こちらもぜひお読みください。
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