FXチャート・ドル円レート予想:今晩のFOMCでさらにドル安に拍車がかかるのか?1ドル105円割り込み104円台に突入していくのか!?

FX【実践トレード編】
ご興味のある方はこちらから公式サイトへ

2020年7月24日になって1ドル105円台に突入したドル円(USD/JPY)その後もジリジリと下値を伸ばしており、1ドル105円のサポートラインをブレイクするかどうかの攻防が続いています。7月29日14:30(日本時間)時点で1ドル105.048円とギリギリの攻防。ややもみ合いになっているのは今晩(日本時間7月30日3:00)に公表されるFOMC(米連邦公開市場委員会)の内容と、その後に声明を発表するパウエルFRB議長の内容を様子見している状態だからです。はたして声明後にドルはさらに安値更新するのでしょうか?

ご興味のある方はこちらから公式サイトへ
ご興味のある方はこちらから公式サイトへ
LINEFX_通常

誰が見てもはっきりわかる「ドル<ユーロ」

ドル円の日足チャートの確認

DMMチャート

もはや誰の目にも明らかなドル安。「ドルを売ってユーロを買う」、「ドルを売って金を買う」、「ドルを売ってビットコインを買う」といったドルを手放す動きが加速しています。ドルの魅力がどんどん落ちてきています。代わりにユーロ高が止まらず、金も大幅な高値、ビットコインも上昇していますね

ファンダメンタルズ要素としては、アメリカの金利は当分上がらないという点が挙げられるでしょう。さすがにマイナス金利になることはないと思いますが、2020年3月のFOMCでFFレートが0~0.25%のレンジまで引き下げられ、コロナ禍の影響が収まっていないことから据え置きは明白大規模緩和の維持も確実といったところです。長期金利の調整まではてこ入れしない雰囲気ですが、イールドカーブ・コントロール(YCC)がそろそろ現実味を帯びてきたのも間違いないでしょう。

ドル円の時間足チャートの確認

おおよその条件は市場は織り込み済みでしょう。さらにFOMCで悪条件が加わるとドル安が加速。わずかでも何かしらの良い条件が加われば反発はするはずです。注目すべき点は、今回のFOMCでフォワードガイダンスがより具体的に、よりはっきりと示されるのかどうか。実質ゼロ金利ですから、通常の金融政策では対処にくい環境です。それが織り込み済みの内容で収まるのかどうか。景気後退はすべての国に該当することですからアメリカだけ特別なわけではないですが、問題はウィルス再燃にどこまでに触れてくるのかということでしょう。パウエル議長がはっきりと「現状やばい」と言えば、さらなる下落はありますね。

インフレ回復、金利上昇のタイミングが予測よりもずれ込めば、やはりドルを保有するよりも、他の資産に資金を流すことになるのはやむを得ない話です。でもそれをやっての今のドル安なので、さらに拍車がかかることはないように思えますが・・・。日本としては確実にこれ以上の円高は阻止したいでしょうから、何らかの手を打ってくるはずです。日本の景気回復も2022年の見通しということで、どこもGDPは厳しい結果が出てきそうですね。

まとめ

ドルについては逆風が凄すぎて困ったものです。どこまで下押ししてくるのか。FOMCの結果によっては1ドル104円も早々に割り込む可能性があるだけに、ストップロスは慎重に。ロングでのナンピンはリスク覚悟で。明朝はドルの反発に期待しましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました