FXチャート・ユーロドルチャート予想:1ユーロ1.17ドルを突破したユーロがようやく下落するのか?

FX【実践トレード編】
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2018年以来の値に戻してきたユーロ。上昇トレンドは衰えることなく、ついに1ユーロ1.17ドルを突破してきました。ちまたでは1.20ドルまで上昇するのではないかと噂されていますが、そこまでユーロ高は続くのでしょうか?FXトレーダーには気になるところです。今回はユーロドルのチャート分析をしていきましょう。

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日足のユーロドルチャート

7日連続の陽線継続中

7/17からなんと7日連続の陽線、1ユーロ1.12546ドルから1.17813ドルまで上昇しています。この期間だけでもおよそ530pipsの変動。コロナショックの際は1ユーロ1.0ドル割り込むかというぐらいまで落ち込んでいましたから、4ヶ月で1700pipsという凄まじい上昇を見せています。1ユーロ1.14ドルがチャートの節目だろうと予想していましたが、そこをブレイクしてしまったので、ストップロスがストップロスを呼び、一気にここまで来ましたね。私もマイナス600pipsほど含み損の状態です。普通に考えるとドル円でロング持っていたら、リスクヘッジでユーロドルはロング持っていないといけないのですが、ショートポジションなので、ドル売りユーロ買いが加速すると、含み損もかなり膨らんでいきますね。それを承知のうえでの資金管理なので仕方のない話なのですが・・・。

ちなみに5/26から8日続けて陽線ということもありました。1ユーロ1.10ドルのレジスタンスラインをブレイク、1ユーロ1.14ドルをブレイクと確実に2回ブレイクしています。これで1ユーロ1.18ドル(2018年9月以来)をブレイクしたら、本当に1ユーロ1.20ドルを実現してしまう可能性があります。さすがに一方向に動きすぎの感は否めないですね。ここまで極端だと反発も大きくなりそうです。

EU圏のまとまりが背景にある

イギリスのブレグジットに象徴されるようにまとまりを欠いていたEU圏ですが、今回のコロナ禍によって一意団結した感じはあります。ドイツのDAXも完全にコロナショック以前まで回復してきました。ミシェルEU大統領の後押しもあって、EU首脳会議でパンデミック緊急資産編入プログラム(PEPP)も合意。確かにこれだけ上昇してもおかしくはない要素はそろっています。

ただ、イギリスのハードブレグジットの問題は棚上げ状態ですし、GDPは確実に落ち込む結果になるでしょうから、そこまで堅調に上昇基調というのも行き過ぎな気はします。ドルが弱いからというのも問題なのですが、希望的観測先行で市場は動いているので、そろそろ現実的な為替レートに戻りそうです

時間足のユーロドルチャート

7/28はユーロがやや停滞気味

7/28の時間足のチャートを確認すると、陰線が目立ちますね。ただ1ユーロ1.17ドルがサポートラインになっています。おそらくここにストップロスが集中していると思いますので、1.17ドルを大きく割り込むと、1.16ドルまでは簡単に下落しそうです。ドルがさすがに売られ過ぎなので調整はありそうです。一端下がって再度1.18ドルのブレイクを狙っていく感じになるのではないでしょうか1.16ドルまで下落したら押し目買いのチャンスかもしれませんね

ただ、資金があればここはドル買っておきたいです。200万円くらい突っ込みたいところですが、これ以上のナンピンは問題ありなので、ひたすら「忍」のみなのが残念ですね。ちなみにDMMのドル円のスワップはしぶくなってきました。1Lot(1万通貨)ロングで5円です。ユーロドルのショートで16円。アメリカの長期金利がやや上昇気味とのことですが、まあ、スワップに左右されて取り引きするような環境ではないのは確かです。

まとめ

一端はさすがにユーロも下落するとは思います。しかし1ユーロ1.10ドルまで下落するかというと、その要素は見つからないですね。1.16ドルから1.17ドルの間でしばらくもみ合いのレンジ相場なんではないでしょうか。私としては下がるのを待つのみ。仮に上昇して1.18ドルをブレイクしたらさすがに損切りでしょう。ただし、この辺りで1年くらいもみ合うという可能性もありますね。

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