これがナンピン!このドル高の中でドル円ショートで利益を出す難しさを実践トレードで紹介!!

FX【実践トレード編】
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早いな1年!ということで2021年ももうすぐ終了です。

ついに念願のドル円相場1ドル112円回復!!

ここまでの道のりは長かった!!2年間かかった感じです。このブログでもずっと言い続けてきて、やっとこの局面が来ましたね(遅すぎだよ)。そもそもアメリカ大統領選挙の時点で112円突破している算段だったのに、いろいろありまして(詳しくはこのブログの記事を読みあさってみてください)大幅遅れの米ドル復活でした。そんな中、今回は「ナンピン」がいかに恐ろしく、難しいものなのかをお伝えしていきます。

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ハイ、切り替えてドル円ショート

一気に1ドル114円後半へ

強烈なトレンドが発生すると一気にいきますが、まさに今回のドル円はそんな感じでした。112円をブレイクすると113円まであっという間。みるみるうちに上昇して114円もブレイク、115円目前まで急騰しています。クロス円もかなりの円安進行で、Twitterでは●●●●万円損切り!とか悲惨な状況をいくつも目にしましたね・・・・・・ それだけこの円安は異常な速度だったということです。相場は収束してくるとエネルギーを貯めて爆発的に拡大するので、それにぶち当たってしまった典型的なパターンです。これだからFXはリスキー。

これまで何年もドル高を叫んできた私ですが、さすがにこれは行き過ぎだろうということで、ロングポジションをすべて利益確定。完全にショートポジションに切り替えました。ただ、なかなか下落せず、一方的に上がり続けるものだから、どんどんショートポジションが増えていってしまいました。こうやってトレンドに逆行して逆張りをし続けるのが「ナンピン」(難平と書きます)です。

含み損12万円に到達

結局含み損が12万円くらいまで到達しました。実際、114円90銭ラインや115円の上にもエントリーしていたので、115円ブレイクしていたらマイナス20万円以上にはなっていたはずです。ナンピンが禁じ手とされている理由はこれですね、「いつか下がる、いつか下がる」と願ってる間に含み損がもはや手を付けられなくなって強制ロスカットという大負けパターンです。FX初心者は絶対にやめた方がいいトレード手法です。

じゃあ、私は損切りできないのかというと、実際は112円をブレイクした時点でショートに切り替え、含み損が3万円に達した瞬間に損切りしています。そこで損切りせずにナンピンしていたらかなりの負けになっていたはずです。ナンピンしたのは113円前後、これはアメリカで2022年半ばに利上げが決まったとしても115円はそう簡単にブレイクできないという読みを優先したからです。今のようなゼロ金利ではなかった時代から115円はなかなかタッチできないレベルだったんです。しかもアナリストやマスコミ、Yahooニュースなどで円安が注目され、120円までいきそうとか言い始めたんで、これは逆行するなという思いも抱いていました。

ドル円ショートのナンピン履歴

精神的に辛いショートのナンピン

DMMFXポジション照会

これが10月19日時点ですね。これもまだマイナス85,000円ぐらいの状態です。スワップがマイナススワップなので、毎日120円くらい利息分の支払いがあります。赤字ばかりですし、精神衛生上良くないです。ただし私はドル円ショートを2年間塩漬けしてスワップポイントだけでマイナス8万円まで貯めた経験がありますので、このくらいのマイナススワップは気にもならないです。

DMMFXドル円チャート 日足

これが日足チャートです。雇用統計がネガティブサプライズだったのに、とりあえずテーパリングも利上げも確実みたいな流れになって急激なドル高になっています。市場の反応が今更だったことに驚きました。原油価格の高騰、天然ガスの高騰といった背景も円安に拍車をかけています。ストップロスがストップロスを呼ぶという歯止めの利かない状態です。

ようやく円安ドル高が落ち着いてきたので含み益に転じる

10月22日の時点

これが10月22日時点のナンピン状況。いくぶんプラスのポジションが増えて、赤字が減ってきています。それでもトータルはマイナスですね。

DMMFXドル円チャート 時間足

これはドル円の時間足です。陰線が増え、右下がりになっています。急速にドル買いの勢いが衰えてきており、もう少し下落するとプラマイゼロの状態。113円60銭あたりにサポートラインがあって、1日前にも反発して114円に戻していますので、気長に待つ必要があります。気持ち的には112円まで下落するのを2ヶ月は待とうという長期戦覚悟。じゃないと、焦ってこんな中途半端なところで利益確定してしまう可能性があります。

10月23日時点

10月23日早朝、ようやく含み損から含み益の状態に変わりました。

マイナススワップは1,600円ほど。そこを含めても1万円超の含み益。14Lot保有しているので、10pipsの下落で14,000円利益が膨らんでいきます。

早朝にFRBのパウエル議長の声明があり、この調子でインフレが高い状態だと利上げも検討するとのことでしたが、状況は打開されるだろうという言葉もあり、早期利上げの予測は後退し、ドル売りの流れになっています。原油高も少し解消されていますが、依然として1バレル80ドル以上の高値状態。とりあえずあと80pipsくらいドル安に動いていいかなと思っています。恒大集団のデフォルトリスクもまだ解消されてはいないですし、コロナの再拡大のニュースがヨーロッパから流れてきているので、もう少しリスクオフになりそう。

まとめ

ということで、10月の実践トレードの紹介でした。ファンダメンタルズ要素でも、テクニカル的にも自信を持って予測できるのであれば、損切りせずにナンピンもありかなと思います。ただし気長に待てることと、証拠金維持率に不安のない状態でいられることが条件です。スキャルピングやデイトレードでFXをしている場合は、絶対にお勧めしません。

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